その向島ですが、昔は本当に2つの島だったことを知ったのはつい最近のことです。
尾道の古い絵葉書を集めた本があるのですが、その本を見たときにはじめて知りました。
ある1枚の絵葉書に「小歌島(おかじま)」とあり、な~んか見たことのある形だな~っと思ったので、説明を読んで見ると、なんと、「埋め立てられる前」とあるではないですか (゜o゜)!!
http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/MENU/toko/toko005ohnari.htm
まだ造船が盛んだった頃、埋め立てをしたんだそうです。
どこかの造船所とはちがい、無断ではなかったようですが(^m^)
ちなみに、向島は本来、「歌島」といい、向島という呼び名は尾道から見た名前だそうです。
だから、ちっちゃな歌島で「小歌島」なんですね。
あっ、小歌島はいまの福本渡船(いちえんぽっぽ)の向島側のあたりのことをいいます。
島だったころを頭に浮かべて通るとなんか不思議な感じがします。
そういえば、尾道の駅前も昔の面影はまるでありませんが。