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2009年11月28日土曜日

向島のおかじま


 尾道水道を挟んで、尾道の向かい側にその名も向島(むかいしま。東京のむこうじまとは読みがちがいます。)と言う島があります。ちょっと前までは御調郡向島町と尾道市向東町とに別れていましたが、平成の大合併で島全体が尾道市になりました。

その向島ですが、昔は本当に2つの島だったことを知ったのはつい最近のことです。
尾道の古い絵葉書を集めた本があるのですが、その本を見たときにはじめて知りました。

ある1枚の絵葉書に「小歌島(おかじま)」とあり、な~んか見たことのある形だな~っと思ったので、説明を読んで見ると、なんと、「埋め立てられる前」とあるではないですか (゜o゜)!!

http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/MENU/toko/toko005ohnari.htm

まだ造船が盛んだった頃、埋め立てをしたんだそうです。
どこかの造船所とはちがい、無断ではなかったようですが(^m^)

ちなみに、向島は本来、「歌島」といい、向島という呼び名は尾道から見た名前だそうです。
だから、ちっちゃな歌島で「小歌島」なんですね。

あっ、小歌島はいまの福本渡船(いちえんぽっぽ)の向島側のあたりのことをいいます。
島だったころを頭に浮かべて通るとなんか不思議な感じがします。

そういえば、尾道の駅前も昔の面影はまるでありませんが。

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