カウント(2010.7.5~)

カウンター(2010.7.5~)

2010年11月17日水曜日

アジア大会女子柔道の事件!

アジア大会の女子柔道で、北朝鮮の選手が、日本の上野順恵選手を殴るという事件が起きたと報道されています。

私は実際の映像を見ていないので、今回の件はコメントしませんが、今までも、北朝鮮の選手や、韓国の選手は反則スレスレというか、反則を試合中に行っていますが、審判のレベルが低いのか、国際柔道連盟での日本の立場が弱いからか、反則を取ったというのはあまり記憶がありません。
古くはソウルでの世界選手権の斎藤仁選手への脇固め、2005世界選手権での泉選手への脇固めなど、どう見ても反則というひどいものもありました(全体重を相手の腕一本にかけての投げ技は反則)。
私の場合、中学時代と、高校時代に韓国の選手と一緒に練習しましたが、確かに汚い手を使います。
まず、技に入るときは相手の足を踏んで動きを止めることは日常茶飯事。袖口に手を突っ込むなんて当たり前、組み手争いで殴られることも多々ありました。柔道着をつかむのではなく肉をつかんできたりもしました。
稽古以外での態度もよくなく、畳の上に唾は吐くは、土足で畳に上がったり。
柔道着の生地もとても滑りやすい生地で、しかも掴まれる部分はごつくなおかつ太く作られていました。
とにかく「勝てば官軍」という意識だけで柔道しているんだと思ったものです。
当時稽古した相手は実力が違ったので、そういう態度の悪いのには、乱取り中にちょっとかわいそうなことをしてしまいましたが(ここでは書けないww)、実力伯仲の場合は面食らってこちらが不利になるであろうことは想像できます。
上野選手は「絶対負けるもんか」という気迫が出たようで勝ち抜いて優勝しましたが、相手選手は馬鹿なことをしたもんだと思います。

本当は反則は反則でしっかりとってもらいたいものですが、今回の件は国際柔道連盟に問題提起としてのみのビデオ提出とは日本柔道連盟もちょっと弱腰なのではと思います。これを認めれば柔道はスポーツではなくなります。ルールがあってのスポーツです。
柔道は礼に始まり礼に終わる。礼儀のわからない者には徹底的にやってもらいたいものです。

とはいえ元々柔道は戦の体術としてできたもの。背負い投げでも本当は人を殺せる技なんです。
だから、スポーツとしての安全な技に変わってここまで世界に普及したんです。
北朝鮮の選手よ、殺人技なら、ほかの格闘技でやりなさい。

ただ、今の日本柔道は潔癖すぎるよ・・・と最後に付け加えておきます。

0 件のコメント: