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2009年2月2日月曜日

夢を語る人たち

最近、ある人に「君の夢は何だね?」と聞かれた。
「そんなもんあっても何であなたに言わないかんの?」とは言えないので、
とりあえず、「特に無いですね」と答えたら、
生きてる意味が無いみたいな事を言われた。
これには無性に腹が立った。

夢を実現する本だ、自分のスキルアップのためになんて本や、
目標達成のためになんて、いろいろ巷では自己啓発のためのものが溢れているが、
いったいどれだけの人が、夢を持って生きているのだろう。

今やっている仕事がほんとに自分がしたい仕事なんて人間はほとんどいないはずだ。・・・と思う。
本屋で見た新書本で帯に漫画で、
「俺はやるぜ」「何を?」「何かを」という若者をバカにしたものがあったが、
何かやらないといけないと、誰かが煽って育てたから、そのような発言をする若者が増えたのではないのだろうか?なぜ自分たちで煽っていながら、また問いかけるのだろうか?
人間は生物である限り、子孫を残すことが生きている目的ではないのだろうか?
夢のために誰かを犠牲にしたり、自分のスキルアップのために、誰かと競争して貶めたりすることが
人間らしいことなのだろうか?

知識をつけるのは悪いことではないと思う。しかし、人にはそれぞれ考え方や、育ってきた環境や、家族構成なども全く違う。すべて自分が正しいと言うような発言をする人も多くいるが私はそうは思わない。
総理大臣が庶民的でないという話もあったが、一国の首長たるものが庶民的では話にならないと思う。
経済学もマクロとミクロがあるように、国は家庭ではないのである。

何かもろもろ支離滅裂な文書になってしまったが、
今の私には夢だぁ、自己啓発だぁ、目標の設定だぁ、どうでもいいのである。
今目の前にあることで私は精一杯なのである。

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